無職になって変わったこと

　スーパー銭湯や日帰り温泉に行かないようになってきた。最初の頃はたまに行ってたけど、無職期間が長くなるほど踏みとどまることが多くなった。理由はいくつかあって、お金かかるとか心臓に負担かかるとか、暑いとか、仕事のストレスがないから行かなくても満足できるとかだ。あと、平日昼間にお年寄りと一緒に長くただお湯に浸かっていると、ちょっと不安になってくる。自分こんなことしてていいのか？みたいな。無料でできる公園散歩が一番納得いって満足できる。

　化粧は働いてる時もしてなかったが、日焼け止めもほとんど塗らなくなったのも変わった。日焼けを気にしなくなった。もういいよ、太陽に当たった方が気持ちいいやみたいな。北関東の日差しはそんなに強くない。

　髪を切るのは6ヵ月に1回だが、できるだけ短く切るようになった。美容室に行く頻度が減らせるように。無職なら髪がはねたり、寝癖がついても大丈夫だからだ。

　こういう人目を気にしなくてすむようになったのはよかったこと。人との接触がなくなったのは楽でもあるけど、たまにおそろしい修行のようにも感じる。コロナ禍でずっと親兄弟にも会えないのでなおさらだ。なんと、買い物の時注文等短く伝える以外、会話をしていない。運転している時独り言は言っている。